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2008年3月

ワーキングプア

政治が完全だったことなど一度たりともない。

それでも、人が希望を持てたのは、仕事があったからだ。やりたい仕事に就いているわけではないにしても、生活できるだけの収入を得ることができる。

そういう社会が太平洋戦争の敗戦後実現していた。

ほとんどの働く人たちが、正社員として雇用され、定年をもって退職するまで勤めることができた。

いつのまにか、企業は人を取るより、経済性を優先し、合理化の名目で、人件費を抑えはじめた。無駄な人員を削減することは、理解の範疇ではある。しかし、社員でやる業務まで、費用の安い労働者に置き換えていった。派遣社員である。

いわゆる、派遣法を改正した政府は歴史的大罪を犯した。

日本社会はこれより崩壊の道を辿る事となった。

パート、アルバイト、派遣社員の多くは長期勤務のものと、短期、日雇いがある。

建築、土木の現場では、技能のいらない肉体労働は日雇いという形態を取っている。そこに、仲介業者が入り、賃金をピンハネする。このことも、以前より、社会問題として、度々報道されてきた。

派遣法はこれを他の業種にも認めたものである。仕事が毎日あれば、生活もできる。現実は毎日仕事はない。

会社、企業は人手が欲しいときだけ、仲介業者=派遣会社に依頼する。便利で都合のよい労働力である。

派遣会社に人員を依頼する会社は、むしろ大半は中小企業が多い。通勤費など労働側の自前というのも、皮肉にも頷けてしまう。

派遣に頼らず、業績を伸ばしている中小の企業もあるが、ここでは、別の話しである。

この国の政府は、派遣会社と潰れてもよい企業のために、派遣法を改正したのである。

そのことが、多くの国民を不幸にし、取り分け若い労働者の目から生き生きとした光を奪ってしまったのである。

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夢にみし

夢にみし

  君がしとねの

桜舞い

けふを栄えと  花となりなん

                和夏

桜舞い

  君が香の

夢枕

ただ風にゆれ  心乱れん

                和夏

子規は「写生」ということを文学に取り入れました。

見たままを書き留めることに努力したのです。「俳諧」を「俳句」にしたのです。

リアリズムは作品を生き生きとさせました。「短歌」もまた、影響を受けています。

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縁切り

あるソーシェルネットワークに参加しています。何人かの友人がいます。その中の一人と友人関係を解消しました。

一応、挨拶などするのですが、この人には、何もしませんでした。きっと、ボクが解消したことにも気がつかないでいるのではないでしょうか。

同じように、毎日電話連絡していた人にも、今日はしませんでした。明日もすることはないと思います。

過去にもありました。

友達は選ばなければいけません。まあ、寂しくもあり、滑稽でもあり、自ら進んでの縁切りは久しぶりです。

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春にして君を想う

喧騒に

  ざらつく街路

     立ちつくす

花はるにして  君おもう春

             和夏

季節には暗示があります。冬は耐え忍び、今は逢えぬ人を思いながらも、その考えさえも打ち消したい、悩む日々。

それでも、季節は進み、春のきざしを感じたとき、人は素直に気持ちを現します。

ただ、君のことを想う。

春は再生のときです。思い悩んだことも、やがては気持ちが晴れ「希望」を見出し、また、歩んでいこうとするのです。

「春にして君を想う」は、ボクの恋歌の主題です。

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花のあとさき

雪降る野 

   過ぎ行く春に

      一人立ち

君のぬくきを 花のあとさき

                   和夏

ボクは、つくづく時間を無駄にしてきたようで、気がついたときには、半世紀を越える始末です。何も身につけることもなく、取り止めも無く、色々なことをやってきましたが、「やまとうた」、短歌だけは面白いなと、最近感じています。

古典も好きなんです。

万葉集、古今和歌集、新古今、小倉百人一首‥でも、ほとんど、記憶の彼方です。

人の作品はよく解からないのです。短歌に関する難しいことも。

それでも、これは良いお歌だなと、いうことは分るんですね。これからも時折、ここで、詠っていきたいと思っています。

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